一対多数のゲーム。
1人側が魔王(アークエネミー)で、通常の60枚のデッキの他に20枚の「スキームカード(のデッキ)」を使って勇者パーティー側と戦う。
勇者パーティー側のターンの管理は双頭巨人戦みたいな感じ。

(「このスキームカードを使えば2、3、いや4人以上とも互角に戦えるかもね!」・・・みたいなこと言ってるけど)

アークエネミー側は戦闘前メインフェイズの開始時に、スキームデッキのトップにあるカードをモーション領域にセットすることができる。セットされたスキームカードの効果を得る。

現在公開しているスキーム

1:All in good Time(好機!)
スキーム
あなたがこのスキームカードをモーションにセットしたとき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。この効果で得たターンでは、スキームはモーションにセットできない。
「待つがいい。君は、君自身がどれほど矮小な存在かじっくり思い知らなくてはな」
(呪文じゃないタイムワープ。スキームの連打はできないが十分強い)



ほとんどのスキームカードが、「このスキームがモーションにセットされたとき」をトリガーとする誘発型能力を持っています。この能力はスタックに乗るので何か対応してどうこうすることは可能です。

2:My Undead Horde Awakens(目覚めたるは我が死者の軍)
オン ゴーイング スキーム(スキームタイプが「オン ゴーイング スキーム」であるカードは、それが破棄されるまで表向きのままである)

あなたの終了ステップの開始時に、いずれかの対戦相手の墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。
このスキームの効果によって戦場に出たいずれかのクリーチャーが墓地に置かれたとき、このスキームを破棄する。
(毎ターン相手の墓地から動く死体。これはひどい。・・・ん?墓地に置かれなければ破棄しないんですね?)


オン ゴーイング スキームには大抵の場合、「どうなったらこれを破棄する」みたいな条件があります。まぁ対戦相手が何かをしないといけないでしょうけど。
言うまでもないけどスキームがおかれる領域は戦場ではないことに注意。パーマネントじゃねーから破壊とか無理だからね!

それと、タイプ:オンゴーイングを持たない普通のスキームは効果の後でスキームデッキのボトムに行きます。それか、対象がなかったりした場合は普通に打ち消されます。

3:Which of You Burns Brightest?(消毒されてぇ汚物はどいつだ?)
スキーム
あなたがこのスキームをモーションにセットしたとき、対戦相手1人を対象とする。あなたは{X}を支払ってもよい。そうした場合、このスキームは、そのプレイヤーとそのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。
「君と、君の家族と、君を知るもの全員への教訓となろう」
(溶岩崩れ。だけど↓みたいなルールなので溶岩崩れより強いわこれ)

対象の決定はスキームの能力をスタックにおいたときだけど、コストの支払いは解決時に行います。こういうタイプのカードには朗報。

4:May Civilization Collapse(崩壊せよ、文明よ)
スキーム

あなたがこのスキームをモーションにセットしたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分自身か他のプレイヤーかを選ぶ。そのプレイヤーが自分自身を選んだなら、そのプレイヤーは土地を2つ生贄に捧げる。そのプレイヤーが他のプレイヤーを選んだなら、あなたの他の各対戦相手はそれぞれ土地を1つ生贄に捧げる。
「君のその横柄な態度をこれで止るだろう」
(リスティック塩の雨。リスティックとはいえ、コスト0で土地2枚以上もってくとは)

ちなみにこれ、対象に取られたプレイヤーが他のプレイヤーを選べない(要するに自分1人しかいない)場合は必ず自分が塩の雨されちゃいます。

ルーリングあれこれ

魔王はライフ40点、勇者パーティーは1人1人がライフ20点でスタート。
マリガンルールは多人数戦用(最初のマリガン時に7枚引きなおし)。
アークエネミーは必ず先行+先行ドローあり

勇者パーティー側は双頭巨人戦のようにターンマネジメントを行う。戦闘はみんなで一緒に1回。仲間にアタックはできない。

勇者パーティー側のうち1人が敗北した場合、仲間たちはゲームを続行する。
敗北したプレイヤーがコントロールしていたすべてのものはゲームから取り除く。(この辺は普通の多人数戦と同じだね)

魔王は勇者パーティーを全員倒せば勝利、勇者パーティーは魔王を倒せば勝利(死んでたプレイヤーですら勝利)。

魔王と勇者パーティーのラスト1人が同時に敗北条件を満たす場合、引き分け。


とにかくスキームカードのカード名とか絵とかフレイバーテキストとかワルっぽすぎてマジパねぇんですが、発売は英語版のみ。ちくなん。


すぺしゃるさんくす:エキサイト翻訳さん

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