ゲーム史上最狂の無理ゲーと名高い怒首領蜂大往生デスレーベルが陥落したようです。
画面下めり込みバグを利用して勝った!とかでなく、ガチの勝負で。

達成者はMON氏。まぁデスレを今なおやってるプレイヤーって3人しかいなかったはずなのでさもありなんって感じですが。


当時から一流解説君で通した俺がちょこっと解説。


怒首領蜂大往生デスレーベル

-前提知識編-
怒首領蜂大往生のボスとだけ連戦するモード。
ただし、敵ランクは最高、弾速ランクは白往生の限界を超え黒の最高レベルにまで突入しそうな超高速状態で固定。
さらに、ラスボスは緋蜂でなくオリジナルの「緋蜂改」との戦いとなる。
初期残機やボムの効き具合は強化ごとに異なるが、2周目に突入すると全敵がボムバリア標準搭載+残機全没収+エクステンドなしなので結局は無関係。
要するにボムとか小細工なしで全部のボスと戦ってノーミスしろということだ。

-緋蜂改について-
世間じゃいろいろ言われてるが、MON氏の言葉を信用するならば間違いなく緋蜂より弱い
弱い理由はいくつかあるが、大きな理由は体力と形態の関係にある。

有名な緋蜂の無理ゲーの代名詞、発狂攻撃「洗濯機」。
本体から4筋の赤弾と10筋の屈折青弾が放たれるゲーム内3番目に強い攻撃だ。
(なお最強攻撃は開幕針、2番目は嵐光のケイブペナルティ)

それと比較されるべき、緋蜂改の発狂攻撃「二層式洗濯機」。
こちらは2機の本体から2筋の赤弾と5筋の屈折青弾がそれぞれ放たれ、弾密度にムラがあって若干避けやすくなっているが火力自体は本家とそん色ない。

なら、何処を指して大きく弱いと断じることができるのか。
それは発狂の持続時間にある。

緋蜂は第1形態と発狂の2形態しかないため、発狂は体力5割(正確には4割9分5厘あたりで、黒往生ならもうちょっと多い)から開始される。
が、緋蜂改は追加された第2形態により、発狂は体力2割5分から始まるのだ。この差は大きい。
追加された第2形態は3WAY弾をランダムにばら撒く攻撃であり、密度が高く危険な攻撃には違いないが、発狂の難易度とは比べるべくもない攻撃である。


開幕以外の攻撃が1周目と変わらないのなら、実質俺でも勝てるということになるはずだ。俺は緋蜂改の個々の攻撃に対してノーミスはしたことある(通しでは経験無いけど)し、実際デスレ1周目は3~4割はクリアできる。
しかし本家緋蜂は練習ですら1回たりとも満足に勝ったことがない。


-2-3越えられない壁「厳武」について-
こいつの何が問題かっていうと発狂の複合弾幕っぷりにある。緋蜂ですら行ってこない、3種類の弾幕の同時攻撃をやってくるのだ。
怒首領蜂大往生では同時に避ける弾の種類は2種類までと決められていて、緋蜂もそれは例外ではない。意図的に出さないとお目にかからない凄駆発狂なんてものもあるが、不可避なのはこの厳武発狂だけだ。

これだけでもきつさは伝わったと思うが、更に「2周目はボムバリア」の仕様がこいつにとっては別な意味を持つ。

ボムを撃つと発狂時に射出される巨大ビットが体力回復し、降下速度が大幅減少する(これは攻撃を当てたらなる仕様だが)。

このせいで、発狂に対してボムると攻撃が通らなくなる。
この難易度に加えてボム封印を強要されるというわけだ。そりゃ壁にもなるってものだ。
ちなみに、通常のスプレッドボムは攻撃力が通常オーラ未満なので、ボムった瞬間に乗っかりオーラをすることで体力回復を防ぎ微量ながらダメージを与えることができる。


-コントローラー不正対策-
純正コントローラー以外を使うと2周目突入時の大佐画面でノイズが酷くなり、画面で一目瞭然となる。ツールアシストとかできない仕様だよ!
これのせいでエロ蜂氏が自作コントローラー使えないーって嘆いてたような気がしましたが。



うーん、辞めてから久しいのにこんだけ解説できるとは、我ながら解説君の鑑だな。
これからも気になったゲームをどんどん解説していくぜ。自己満足のために。

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