某yasuのアレとは違ってガチでソリューションなデッキ
2011年2月27日 MTGメタゲームでもっとも強いデッキとは何か?っていう有名な質問があります。
解答は2つ。
1:主流のデッキよりほんの僅かに遅いデッキ
骨格は主流のデッキと同一だが、相手よりもほんのちょっぴり重い、すなわちカードパワーのちょっと高いデッキのこと。
トップメタのデッキとほぼ同様の動きをしつつ、同タイプにはその「ほんのちょっと高いカードパワー」の差で優位に立つ、っていうアプローチ。
基本的にはメタゲームはこのようにちょっとずつ、ちょっとずつ低速化(すなわち多色化、重量化)してく感じの流れになります。ちょうどジャンドがトップメタだったころの中期ジャンドとか思い浮かべるとわかりやすいんじゃないかと。若き群れとかガン積みのレシピまでありましたよね。
で、環境が低速化すると出てくるのがこっちのアプローチ。
2:主流のデッキよりかなり早いデッキ
重いハンドの相手が抵抗する前に瞬殺すりゃー手札はただの紙っていうことですね。
ただ、1ターン程度早いだけだと『相手のデッキが上記の「ちょっと遅いデッキ」に該当しちゃう』ので、本当にそういうアプローチが出来るかどうかってのは意外と厳しいです。
で、その厳しいことが出来ちゃうのが今のエクステンデッドっていう環境なわけでして・・・
そもそものあらましはフェアリーとヴァラクートがエクステンデッドのトップメタと聞いたことから始まりました。
1ターン目、2ターン目にボードに積極的に絡んでこないデッキがある一方、スタンダードには2ターン目には展開が終了しているデッキがある。
これはもうソリューションだろうと決め付けていた俺は、某日某所でyasu相手にスパーリングを申し込んだのです。
ちなみにその会場では今まさにyasuがフェアリーに石鍛冶突っ込んでドヤァ・・・してたところでした。
yasu「いやーマジどや顔フェアリーっすなーwww緑黒剣とカウンターの相性がよすぎwwwマジで強いデッキできちゃったんじゃないのwww」
俺「オウ相手しろよ」
yasu「OKOK。いやーこのデッキマジいいわーwww」
yasu「先行ー。タップイン、エンドね」
俺「アンタップアップキープドロー、セット山信号の邪魔者、エンド」
yasu「アンタップアップキープドロー、石鍛冶プレイして緑黒剣持ってきます!ドヤァ」
俺「ドロー。メムナイトオパールモックス、モックスから赤マナ出してカルドーサの再誕。セット山ゴブリン奇襲隊キッカー」
yasu「ちょっ、待っ」
俺「ブロックしないならパワー3が5体とパワー1で16点ね。止める?じゃあ13点」
yasu「早っ・・・」
俺「アンタップドロー。じゃあ手札から激戦の戦域を」
yasu「次」
この後、露骨に石鍛冶キープをし始めたyasuのシルヴォクの生命杖に手を焼きつつも、俺は確信したのです。
スタンのデッキで、ネタバレして、致命的に効くスペルを抱えられながら五分以上。これは確実に普通のフェアリーを食い物に出来ると。
ヴァラクートも全体除去が3マナなら絶対的に有利なのは確認済み。ならば、これがソリューションでしょう。
赤茶単ゴブナイトEx「エリミネート・スキャナーAd~(相手の)逆転確率7800万分の1~」
4 メムナイト
4 羽ばたき飛行機械
4 信号の邪魔者
4 ゴブリンの先達
4 ゴブリンの奇襲隊
2 骨の鋸
3 オパールのモックス
3 壊滅的な召喚
4 カルドーサの再誕
4 稲妻
4 ドラゴンの餌
16 山
4 激戦の戦域
3 圧壊
2 肉体と精神の剣
4 電弧の痕跡
3 焼却
2 ファイレクシアの破棄者
1 シルヴォクの生命杖
先日載せたレシピとほぼ同等。
ただし包囲の塔ドランとかいうアルティメットファッキンクリーチャーの存在を思い出しサイドボードの力線が急遽焼却に差し替えられる。
この変更は失敗だったと後になって知ることになるのだが・・・
1回戦 RUG赤昇天+ヴァラクートハイブリッドデッキ WLW
昇天ヴァラクートは昔スタンで考えたことあったんですが、オーメン型(というか風景の変容のあるエクテン)ならわりと共存できるんですかね?
Game1
2ターン目に探検とか撃ってきたので返しに激戦の戦域で致命傷を与えてみた。
炎渦で1回流されるが再展開で撲殺。土地でパンプってマジ汚物。
Game2
基本的に2戦目(後攻)は全体除去対策の青緑ソードを探す作業・・・が引かず。
相手に宝物探しで8枚ドローという壮絶な引きを披露されながら、タイムワープ3発青命令3発を打たれ、ヴァラクート3枚からの山(通常セット)3連打でフィニッシュ。
引きが強いんだか弱いんだか・・・
Game3
3ターン目に相手のライフが残り4になっていた。んで手札に稲妻2枚あってですね
2回戦 UBフェアリー WW
Game1
後手ながら1T目カルドーサの再誕をはじめ生物をばら撒き2T目激戦の戦域からのアタックでライフを吹っ飛ばす。
4T目から青命令フォグ2連打されるものの後続はなかった。
Game2
1T目に激戦の戦域からメムナイトメムナイト羽ばたき飛行機械邪魔者。
激戦の戦域に海を張られるが殴ってドラゴンの餌。
3T目の夜鷲を稲妻で叩き落して全力撲殺。
フェアリーは終わったコンテンツ。
3回戦 Gwエルフ WLW
やってしまった・・・!赤力線を抜いた状態で緑力線という0ターンキルスペルを出されたら投了しかない・・・!
Game1
正直メインは取らないと厳しいのだが、予想通りエルフの展開力に手を焼く。
トークンを出来るだけばら撒きながら、おもむろに信号の邪魔者込みでフルアタックすると相手投了。へ?何で?
Game2
青緑ソードを探す作業・・・をしようと思ったらファイレクシアの破棄者が1T目に出せるハンドだったのでキープ。
1T目のマナエルフを指定するとものすごい勢いで自然の要求される。で、ですよねー・・・
ブレンタン2体でエルフを除去れなくなったところでエンジンが唸りをあげて威厳の魔力までつながってしまう。無ー理ー
Game3
緑力線は・・・なし!ワンチャンス!
相手1マリからブレンタンスタートなので信号の邪魔者はじめ茶色生物をばら撒き。
後続には「除去使いたいんすけどーこいつに稲妻いいっすかー」を2回ほど繰り返してほぼ完封。
頑張って勝った。あれ?青緑ソードは?
4回戦 UW Caw-Go WLL
Game1
4ターンキルで圧殺。
Game2
先達スタートの弱いこと弱いこと・・・
攻勢を凌ぎ切られると後はボッコなのです。
Game3
序盤に石鍛冶を除去るか展開するか、の選択で石鍛冶を除去ってみたが、これがとんだ失敗。
この分のテンポを展開にまわしていれば押し切っていた、かも。
相手のライフ4(+手札の稲妻)まで削るが、しのぎきられたらただの烏合の衆なわけで!
線が細いぶん、ワンミスは本当に響く。反省。
・・・で、青緑ソードは?
3-1の2位。
きちんとメタデッキに当たればメインは8:2あるので、マジお勧めです。
今考えるなら破棄者+生命杖を赤力線3にしたほうがよかったかな、と。
解答は2つ。
1:主流のデッキよりほんの僅かに遅いデッキ
骨格は主流のデッキと同一だが、相手よりもほんのちょっぴり重い、すなわちカードパワーのちょっと高いデッキのこと。
トップメタのデッキとほぼ同様の動きをしつつ、同タイプにはその「ほんのちょっと高いカードパワー」の差で優位に立つ、っていうアプローチ。
基本的にはメタゲームはこのようにちょっとずつ、ちょっとずつ低速化(すなわち多色化、重量化)してく感じの流れになります。ちょうどジャンドがトップメタだったころの中期ジャンドとか思い浮かべるとわかりやすいんじゃないかと。若き群れとかガン積みのレシピまでありましたよね。
で、環境が低速化すると出てくるのがこっちのアプローチ。
2:主流のデッキよりかなり早いデッキ
重いハンドの相手が抵抗する前に瞬殺すりゃー手札はただの紙っていうことですね。
ただ、1ターン程度早いだけだと『相手のデッキが上記の「ちょっと遅いデッキ」に該当しちゃう』ので、本当にそういうアプローチが出来るかどうかってのは意外と厳しいです。
で、その厳しいことが出来ちゃうのが今のエクステンデッドっていう環境なわけでして・・・
そもそものあらましはフェアリーとヴァラクートがエクステンデッドのトップメタと聞いたことから始まりました。
1ターン目、2ターン目にボードに積極的に絡んでこないデッキがある一方、スタンダードには2ターン目には展開が終了しているデッキがある。
これはもうソリューションだろうと決め付けていた俺は、某日某所でyasu相手にスパーリングを申し込んだのです。
ちなみにその会場では今まさにyasuがフェアリーに石鍛冶突っ込んでドヤァ・・・してたところでした。
yasu「いやーマジどや顔フェアリーっすなーwww緑黒剣とカウンターの相性がよすぎwwwマジで強いデッキできちゃったんじゃないのwww」
俺「オウ相手しろよ」
yasu「OKOK。いやーこのデッキマジいいわーwww」
yasu「先行ー。タップイン、エンドね」
俺「アンタップアップキープドロー、セット山信号の邪魔者、エンド」
yasu「アンタップアップキープドロー、石鍛冶プレイして緑黒剣持ってきます!ドヤァ」
俺「ドロー。メムナイトオパールモックス、モックスから赤マナ出してカルドーサの再誕。セット山ゴブリン奇襲隊キッカー」
yasu「ちょっ、待っ」
俺「ブロックしないならパワー3が5体とパワー1で16点ね。止める?じゃあ13点」
yasu「早っ・・・」
俺「アンタップドロー。じゃあ手札から激戦の戦域を」
yasu「次」
この後、露骨に石鍛冶キープをし始めたyasuのシルヴォクの生命杖に手を焼きつつも、俺は確信したのです。
スタンのデッキで、ネタバレして、致命的に効くスペルを抱えられながら五分以上。これは確実に普通のフェアリーを食い物に出来ると。
ヴァラクートも全体除去が3マナなら絶対的に有利なのは確認済み。ならば、これがソリューションでしょう。
赤茶単ゴブナイトEx「エリミネート・スキャナーAd~(相手の)逆転確率7800万分の1~」
4 メムナイト
4 羽ばたき飛行機械
4 信号の邪魔者
4 ゴブリンの先達
4 ゴブリンの奇襲隊
2 骨の鋸
3 オパールのモックス
3 壊滅的な召喚
4 カルドーサの再誕
4 稲妻
4 ドラゴンの餌
16 山
4 激戦の戦域
3 圧壊
2 肉体と精神の剣
4 電弧の痕跡
3 焼却
2 ファイレクシアの破棄者
1 シルヴォクの生命杖
先日載せたレシピとほぼ同等。
ただし包囲の塔ドランとかいうアルティメットファッキンクリーチャーの存在を思い出しサイドボードの力線が急遽焼却に差し替えられる。
この変更は失敗だったと後になって知ることになるのだが・・・
1回戦 RUG赤昇天+ヴァラクートハイブリッドデッキ WLW
昇天ヴァラクートは昔スタンで考えたことあったんですが、オーメン型(というか風景の変容のあるエクテン)ならわりと共存できるんですかね?
Game1
2ターン目に探検とか撃ってきたので返しに激戦の戦域で致命傷を与えてみた。
炎渦で1回流されるが再展開で撲殺。土地でパンプってマジ汚物。
Game2
基本的に2戦目(後攻)は全体除去対策の青緑ソードを探す作業・・・が引かず。
相手に宝物探しで8枚ドローという壮絶な引きを披露されながら、タイムワープ3発青命令3発を打たれ、ヴァラクート3枚からの山(通常セット)3連打でフィニッシュ。
引きが強いんだか弱いんだか・・・
Game3
3ターン目に相手のライフが残り4になっていた。んで手札に稲妻2枚あってですね
2回戦 UBフェアリー WW
Game1
後手ながら1T目カルドーサの再誕をはじめ生物をばら撒き2T目激戦の戦域からのアタックでライフを吹っ飛ばす。
4T目から青命令フォグ2連打されるものの後続はなかった。
Game2
1T目に激戦の戦域からメムナイトメムナイト羽ばたき飛行機械邪魔者。
激戦の戦域に海を張られるが殴ってドラゴンの餌。
3T目の夜鷲を稲妻で叩き落して全力撲殺。
フェアリーは終わったコンテンツ。
3回戦 Gwエルフ WLW
やってしまった・・・!赤力線を抜いた状態で緑力線という0ターンキルスペルを出されたら投了しかない・・・!
Game1
正直メインは取らないと厳しいのだが、予想通りエルフの展開力に手を焼く。
トークンを出来るだけばら撒きながら、おもむろに信号の邪魔者込みでフルアタックすると相手投了。へ?何で?
Game2
青緑ソードを探す作業・・・をしようと思ったらファイレクシアの破棄者が1T目に出せるハンドだったのでキープ。
1T目のマナエルフを指定するとものすごい勢いで自然の要求される。で、ですよねー・・・
ブレンタン2体でエルフを除去れなくなったところでエンジンが唸りをあげて威厳の魔力までつながってしまう。無ー理ー
Game3
緑力線は・・・なし!ワンチャンス!
相手1マリからブレンタンスタートなので信号の邪魔者はじめ茶色生物をばら撒き。
後続には「除去使いたいんすけどーこいつに稲妻いいっすかー」を2回ほど繰り返してほぼ完封。
頑張って勝った。あれ?青緑ソードは?
4回戦 UW Caw-Go WLL
Game1
4ターンキルで圧殺。
Game2
先達スタートの弱いこと弱いこと・・・
攻勢を凌ぎ切られると後はボッコなのです。
Game3
序盤に石鍛冶を除去るか展開するか、の選択で石鍛冶を除去ってみたが、これがとんだ失敗。
この分のテンポを展開にまわしていれば押し切っていた、かも。
相手のライフ4(+手札の稲妻)まで削るが、しのぎきられたらただの烏合の衆なわけで!
線が細いぶん、ワンミスは本当に響く。反省。
・・・で、青緑ソードは?
3-1の2位。
きちんとメタデッキに当たればメインは8:2あるので、マジお勧めです。
今考えるなら破棄者+生命杖を赤力線3にしたほうがよかったかな、と。
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