ただの一人のゲーム好きとしてコレの記事を書かないのは日本のゲーム業界に対する冒涜だと思ったので。
UMVC3(アルティメット マーブル VS カプコン3)は対戦格闘アクションゲームです。
弾だした後「画面端でもめくれるワープ技」で表裏を迫るのが「基本の崩し」という常軌を逸した崩しの数々、BBCTがかわいく見えるSTGキャラ、尋常でない本体性能で超速怒涛の連続攻撃を仕掛けてくるダーク化強キャラクターたちといった大味なゲーム性を、
1:3キャラクターによるチーム戦で、画面に出てくるのが1キャラ(ときどき2キャラ)なので幾ら攻撃力が高くても3.3割、条件次第で6.6割までしか減らせない
2:残キャラが少なくなるほど性能と発動時間が極端に強化され、最後の1人からの逆転劇を可能にする「Xファクター」
といったシステムで包んだ、良くも悪くも派手な見栄えのゲームとなります。
強キャラ、弱キャラの差はありますが、アシストシステム(チームメイトが画面にきて攻撃してくれる)の存在によりどのキャラでも大体不足なく戦える、前作MVC2の実質4キャラ9アシしかなかった状態は何だったのかと思えるゲームバランスの良さも魅力(え、ジル?あぁDMCのバージルは強キャラですよ)。・・・まぁ、バランスよくなるまでにバージョンアップはあったんですが。しかもパッケージで。
ちょっと格闘ゲームを知っている方ならご存知だと思いますが、このシリーズはあらゆる意味でアメリカが圧倒的に強いシリーズです。キャラも、そして、プレイヤーも。
前作でマーブル側の戦えるキャラ対カプコンの戦えるキャラの比は9:1でした。キャラ差は今作改善されて誰でも戦えるようになったのですが、プレイヤーの差は埋まらない。このゲームの大会は常にアメリカ勢が圧勝でしたし、研究が進んでいるのもアメリカ。
作品が作品だけにMVCシリーズはアメリカのゲームだと、誰もが思っていたのです。
ところが今回、日本人がアメリカのUMVC3の大会に出て、優勝してしまいました。
しかも倒した面子がまたすごい。
初日の予選でFilipinoChampを倒し、本戦ではCombofiend、Winnners FinalでYipes、決勝でPR Balrog。今回が飛躍の大会になると目されていた17歳の天才Sam’s clubも倒しています。
また野試合ではかの飛竜職人Clockwork、そして説明不要のJustin wong。いずれのプレイヤーも名を知らぬものなしという古豪、強豪オンパレード。
彼らにことごとくマッチングされるという籤運を乗り越え、堂々の優勝。
MVCシリーズはあちらにとってもはや国技。この事象を日本で例えるなら無名の外国人が、将棋で日本のプロをバッタバッタとなぎ倒して何かのタイトルを得た上に個人的に羽生と対局して勝った、ぐらいの事象でしょうか。
また、優勝したクソル氏と述べ18本もの野試合を行って敗れたJustin氏はこのようにツイートしています。
*Iron Fist:キャラ名。「自分と同じアジア系アメリカ人だから」という理由でJustin氏の持ちキャラになっているキャラ「アイアンフィスト」
誰もが認めるトッププロのJustin氏が、黙っていれば知られることのない野試合の結果を敢えて全世界に知らしめる意味。
惜し気の無い賞賛であると同時に、あちらのプロ達への奮起の声であるのは明らかです。
ゲーム史に残るこの大事件により、全米プロ達は即座に活性化。今後日本へ遠征に来るといった話も早速上がっているようです。
今後の動きに要注目。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17150124
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17158725
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17159368
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17159536
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17159694
UMVC3(アルティメット マーブル VS カプコン3)は対戦格闘アクションゲームです。
弾だした後「画面端でもめくれるワープ技」で表裏を迫るのが「基本の崩し」という常軌を逸した崩しの数々、BBCTがかわいく見えるSTGキャラ、尋常でない本体性能で超速怒涛の連続攻撃を仕掛けてくるダーク化強キャラクターたちといった大味なゲーム性を、
1:3キャラクターによるチーム戦で、画面に出てくるのが1キャラ(ときどき2キャラ)なので幾ら攻撃力が高くても3.3割、条件次第で6.6割までしか減らせない
2:残キャラが少なくなるほど性能と発動時間が極端に強化され、最後の1人からの逆転劇を可能にする「Xファクター」
といったシステムで包んだ、良くも悪くも派手な見栄えのゲームとなります。
強キャラ、弱キャラの差はありますが、アシストシステム(チームメイトが画面にきて攻撃してくれる)の存在によりどのキャラでも大体不足なく戦える、前作MVC2の実質4キャラ9アシしかなかった状態は何だったのかと思えるゲームバランスの良さも魅力(え、ジル?あぁDMCのバージルは強キャラですよ)。・・・まぁ、バランスよくなるまでにバージョンアップはあったんですが。しかもパッケージで。
ちょっと格闘ゲームを知っている方ならご存知だと思いますが、このシリーズはあらゆる意味でアメリカが圧倒的に強いシリーズです。キャラも、そして、プレイヤーも。
前作でマーブル側の戦えるキャラ対カプコンの戦えるキャラの比は9:1でした。キャラ差は今作改善されて誰でも戦えるようになったのですが、プレイヤーの差は埋まらない。このゲームの大会は常にアメリカ勢が圧勝でしたし、研究が進んでいるのもアメリカ。
作品が作品だけにMVCシリーズはアメリカのゲームだと、誰もが思っていたのです。
ところが今回、日本人がアメリカのUMVC3の大会に出て、優勝してしまいました。
しかも倒した面子がまたすごい。
初日の予選でFilipinoChampを倒し、本戦ではCombofiend、Winnners FinalでYipes、決勝でPR Balrog。今回が飛躍の大会になると目されていた17歳の天才Sam’s clubも倒しています。
また野試合ではかの飛竜職人Clockwork、そして説明不要のJustin wong。いずれのプレイヤーも名を知らぬものなしという古豪、強豪オンパレード。
彼らにことごとくマッチングされるという籤運を乗り越え、堂々の優勝。
MVCシリーズはあちらにとってもはや国技。この事象を日本で例えるなら無名の外国人が、将棋で日本のプロをバッタバッタとなぎ倒して何かのタイトルを得た上に個人的に羽生と対局して勝った、ぐらいの事象でしょうか。
また、優勝したクソル氏と述べ18本もの野試合を行って敗れたJustin氏はこのようにツイートしています。
I don’t know if today I would’ve beaten Kusoru. We played and he beat me 10-8 and Iron Fist got bodied by him
*Iron Fist:キャラ名。「自分と同じアジア系アメリカ人だから」という理由でJustin氏の持ちキャラになっているキャラ「アイアンフィスト」
誰もが認めるトッププロのJustin氏が、黙っていれば知られることのない野試合の結果を敢えて全世界に知らしめる意味。
惜し気の無い賞賛であると同時に、あちらのプロ達への奮起の声であるのは明らかです。
ゲーム史に残るこの大事件により、全米プロ達は即座に活性化。今後日本へ遠征に来るといった話も早速上がっているようです。
今後の動きに要注目。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17150124
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17158725
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17159368
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17159536
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17159694
コメント
Let’s go Justin!!
確かにいつもマーヴル側選んでました。
主にスパイダーマン&モノクロスパイダーマンを
(・・・MVCって自分で言ってるのに何で3rdのネタ・・・?)
>Willow君
まぁ確かに笑ったけどさぁ、面子がネタってレベルじゃないよねコレ。
あっちのトッププロ全員倒してんじゃん。これもう戦争始まるよ丸太戦争。