最新セットのカードって発売されるまで俺は話題にしないようにしてたんですよ。別に何がきてもプレイヤーとしては使うだけなんで、特にコメントする意味を感じない。
でもこの奇跡っていうメカニズムは・・・まぁハッキリいうと「不快」の一言。


まず使って不快。
劇的にトップして勝てる人なんて何か持ってる人かイカサマしてる人の2種類しか居なくて、俺はそのどっちでもないです。
自分が使っても何で奇跡ひかねーんだってイライラするだけだし初手にきてイライラするだけでしょ。

なら使われるとどうかっていうとこれも不快。
普通のプレイヤーがトップで勝ちましたー、ってのは別にいい。そんなのは慣れてる。問題はこういうメカニズムが存在することによってイカサマを警戒しなきゃいけなくなる頻度が増えるってところだ。
フェッチ切ってライブラリをシャッフルし、相手にカットをお願いする、カットしたデッキを元の位置に戻す・・・ついでにトップに奇跡を置いておく。賭けてもいいけどこういう類のイカサマは必ず発生する。しない筈がない。
MTGは確かにゲームで娯楽なんだけど、未熟ながらも知能スポーツとしての下地がある「競技」だ。勝てば見返りとして金が手に入る。そんなものに不正の温床となりうることが容易に想像できるシステムを導入すること自体、不快極まりない。

そして、たかが一般プレイヤー程度でしかない俺の不安不満など認知し尽くしているはずのウィザーズが取った姿勢がどんなかっていうと


「プレイヤーの善意に期待する」



甘ぇ。



まぁこういうの、ゲーム自体を楽しんでいるプレイヤーの為の姿勢って感じで、いかにもアメリカの老舗ボードゲーム屋らしい発想だなぁって思うし、そういうところが作るゲームだから面白いってのはあるんだけど。
今回はそういった部分がマイナスに働いてるなぁと感じる。

人づてに聞いたけど関東じゃ新手のイカサマ出てきてるって言うし、このシステム、ゲーム的に成功か失敗かはまだ未知数だけど、少なくとも競技としてのアナログゲームに取り込んで良いものとは思えない。
それともひょっとしてMTG総電子化への布石なんだろうか。有り得ないと思うけど。

名古屋は素晴らしいジャッジの方が多数みえているため、イカサマは少ない地域だと思う。俺自身が被害にあうことは少ないだろう。まぁ態度悪いやつは多いけどね俺とか。
特に関東でどういう報告があるのか、今から暗い期待をさせてもらうことにしよう。






この予想が外れてくれることを祈る。切に、祈る。

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