流行るアニメの共通点を見つけたーなどと騒ぐつもりはあらず
というかそんなん分かってたらアニメ業界に就職・・・いや、なんか過酷っぽいからもし俺に才能があったとしてもそんなんする気はないが・・・
というか、「流行る」ではなくて「流行った」アニメの共通点というべきか?

とはいっても、両者は作りからして全く別物だ。
けもフレは基本的に一話完結の王道展開だし、かたやまどマギは要所で大きな裏切りが入る。マミさん死亡やらほむらのネタバレ等。
じゃあどういう所に共通点を見たかというと、話題になった時に後発組がリアルタイム組に追いつく導線が用意されてるところだな。
具体的に言うと3話。
「3話で話題になる」「1話はニコニコで見れる」「2話はTSや配信で追いかけられる」という流れが途轍もなく既視感を感じさせた、という話だ。
メインの話題とはそれるが、そういえば天元突破グレンラガンも全体話数比でいうとこの辺に一つ山になるイベントがあったな。(8話「あばよダチ公」。正確に言うと前者が4分の1でこっちは3分の1なのでやっぱりあまり関係ない)

この手のサブカルで大きく話題になるには、一般的にはツカミ(アニメなら1話)でどれだけ支持を獲得できるかが重要なファクターとなる傾向にある。
そんな中で、後から追いかける側にもたどりやすい道が整備されつつあるアニメ業界においては必ずしもそういった制約めいたセオリーが当てはまらないというのは作品づくりにも幅が出来て良い傾向なのではないだろうか。

ゲームなんかは初動が命!って感じでジワ売れルートにのるには事前のネームバリューか、宣伝費か、でなければよっぽどディープな作り込みによるコア層の支持からの口コミ(心当たりでは地球防衛軍やガチャフォースなど、相当絞られる)あたりが必要なので、ちょっと羨ましいなぁと思った。

一方でけもフレの余波を食って注目されなかったアニメもあるわけで
今期はかなり堅実な作りのこのすば2期やらメイドラゴンやら幼女戦記だけでなく、作画は完璧脚本も圧倒的不評のゲームから大幅に内容変更してアリーシャやらロゼやらの描写にテコ入れまくりーのドラゴン〇〇しーのときたToZ theCrossなんてのもあったので、いやまぁ何がヒットするかなんて本当に分からんですな。

コメント

re-giant
2017年3月31日10:16

>「3話で話題になる」「1話はニコニコで見れる」「2話はTSや配信で追いかけられる」という流れが

まさにその流れに沿って後追いで鑑賞した勢です。それらの選択肢がなかった頃であれば、人やネットの感想を知って興味を持ったとしても、課金が面倒だったり、特定日時のみの再放送を見るのが億劫だったりで、わざわざ追わなかったと思います。いい時代になりました。

大鍋の放浪者
2017年3月31日22:10

私に至っては11話まで一挙放送と12話配信しか見てませんからね
良い時代になったものです

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